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自然保護助成基金からの情報を掲載します。

2021年度助成成果発表会の開催につきまして

2021年11月15日

来る11月27日(土)、当財団主催の「2021年度助成成果発表会」をオンラインにて開催します。
全24団体より成果発表がございます。
申し込み不要、入退場も自由ですので、是非お気軽にご覧くださいませ。

 

開催概要

■日時:2021年11月27日(土) 9時30分~17時00分※適宜休憩あり
■会場:オンライン(ZoomとYouTube Liveにて配信を行います)
■主催:公益財団法人自然保護助成基金
■参加方法:YouTube Live配信よりご視聴下さい。
     (Zoomは助成成果発表者、当財団関係者のみとなります。)
       当日9時30分~配信開始です。
■当財団YouTubeチャンネル
または「自然保護助成基金 YouTube」で検索をお願いします。
■要旨:当財団WEBサイトへPNニュース31号を掲載しております。必要な方は適宜ダウンロード下さい。

 

プログラム
No. 時間 プログラム 代表者名・発表者名

(グループ名)*敬称略

発表テーマ 要旨頁No.
9:10 オンライン会場 開場
9:30 開会 開会挨拶:有賀祐勝(自然保護助成基金理事長)
1 9:35 口頭発表

 

長谷川 理

(EnVision環境保全事務所)

地域密着型の鳥類データベースを構築する p.19
2 9:50 川西基博

(鹿児島大学薩南諸島森林生態研究グループ)

奄美大島の森林における植物の種多様性と伐採履歴および微地形との関係 p.12
3 10:05 石塚 譲

(ヌートリア食性研究グループ)

特定外来生物ヌートリアによる貝捕食の評価─炭素窒素安定同位体分析によるアプローチ─ p.13
4 10:20 細石真吾

(九州北部外来アリ研究グループ)

九州北部におけるハヤトゲフシアリを含む外来アリ類の侵入状況解明と在来生物群集に及ぼす影響評価 p.13
5 10:35 藤田喜久

(ダイトウコオイエビ保全研究グループ)

南大東島の洞窟地下水域に生息するダイトウコオイエビの生息状況と生態に関する研究 p.13-14
6 10:50 井口恵一郎

(奄美リュウキュウアユ蘇生プロジェクト)

絶滅危惧種リュウキュウアユをカワウの⾷害から回避させる⼿法の確⽴ p.14
7 11:05 河野裕美・水谷 晃

(八重山諸島カンムリワシ生態研究グループ)

GPS ロガーを用いたカンムリワシの生息域および利用環境の解明 p.15
11:20~11:30 休憩(10分)
8 11:30 口頭発表 三谷優衣子・小松輝久

(モバイルラッコ隊)

館山の海の森「藻場」の再生を目的としたウニ類の駆除とモニタリング調査 p.23
9 11:45 赤石大輔

(若者世代と自然をつなぐ会)

「京と森の学び舎」実施による近畿の若者世代を中心とした森里海アクションの推進 p.17-18
10 12:00 大庭伸也

(水田の保全生態学グループ)

希少水生昆虫類が生息する湿地の保全維持活動と外来種の駆除 p.18
11 12:15 石川紀行・鎌田洋平

(はちろうプロジェクト)

八郎湖の生態系復元に向けた在来沈水植物再生拠点「八郎潟モグリウム」整備事業 p.19
12:30~13:30 昼休憩
12 13:30 口頭発表 磯村尚子・中野義勝

(中琉球の裾礁研究グループ)

希少・特異なサンゴ群集の検索による、中琉球の裾礁の地域的価値と保全重点地域の基盤整備の提案 p.12
13 13:45 高木昌興

(島嶼鳥学研究会)

絶滅危惧II 類・亜種リュウキュウオオコノハズクの沖縄島における生息状況と基礎生態の解明 p.20
14 14:00 北出智美

(TRAFFIC)

ペット取引される両生類─米国と日本市場におけるワシントン条約非掲載種のリスク分析 p.20
15 14:15 南 正人

(浅間山カモシカ研究会)

シカ捕獲用くくり罠による錯誤捕獲がカモシカに与える中長期的影響 p.21
16 14:30 森 貴久

(神子元島カンムリウミスズメ調査グループ)

風力発電建設計画地に繁殖するカンムリウミスズメの海域利用の解明 p.21
17 14:45 浅利裕伸

(奄美大島ロードキル研究会)

奄美大島に生息する両生類のロードキルの実態 p.22
15:00~15:10 休憩(10分)
18 15:10 口頭発表 山田文雄

(島嶼生物多様性保全ネットワーク)

奄美沖縄世界自然遺産登録地域の生態系保全のためのペット飼養実態把握と普及啓発活動 p.22
19 15:25 池田 敬

(岐阜県ニホンカモシカ研究会)

ニホンカモシカの保全に向けた錯誤捕獲マニュアルの作成 p.16
20 15:40 浦 達也

(日本野鳥の会)

洋上風力発電が鳥類に与える影響および風力発電と鳥類の累積的環境影響評価に関するウェビナーの開催 p.24
21 15:55 古屋一哉・渡邊通人

(富士山自然保護センター)

環境省絶滅危惧ⅠB類コヒョウモンモドキの生息地復元を通した豊かな山地草原環境の再生 p.24
22 16:10 上野山雅子・藤野勇馬

(中池見ねっと)

ラムサール条約湿地 中池見湿地 ウシガエル入れない!入れさせない!プロジェクト p.25
23 16:25 金崎いよ子・河野芳明

(びわこ豊穣の郷)

内湖にヘドロやザリガニと共存可能な水生小動物のゆりかごを作る試み

 

p.25-26
24 16:40 鈴木真理子

(アマミノクロウサギ研究会)

奄美大島におけるナイトツアーのオーバーユースの影響と対策について p.26
16:55 講評 プロ・ナトゥーラ・ファンド助成審査委員長
17:00 閉会 閉会挨拶:池澤正紀(自然保護助成基金専務理事)

留意事項

■オンライン開催となりますが、視聴の際の通信費等は各自ご負担下さい。
■発表会中のご質問は、YouTube Liveからは受付を行いません。
  ただし、メールでお問合せ頂ければ後日回答をさせて頂きます。
■配信画面につきましては、録音録画等おやめください。

 

お問合せ先

開催に関してのご質問、発表会中のご質問等はこちらへご連絡ください。
皆様のご参加お待ちしております。

自然保護助成基金助成成果報告書第30号(2019年度)の発行のお知らせ

2021年10月18日

助成成果報告書第30号を、当財団ホームページとJ-STAGEへ掲載しました。

各助成団体の成果を是非ご覧くださいませ。
当財団ホームページ
https://www.pronaturajapan.com/archive/pronatura/pdf/2019%E5%B9%B4%E5%BA%A6.pdf
J-STAGE
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/pronatura/list/-char/ja
※冊子の発行はございませんので、ご了承ください。

第7期協力型助成 募集開始

2021年10月1日

協力型助成は、 当財団が助成金を提供するにとどまらず、密なコミュニケーションを通して採択団体と共にプロジェクトの目標達成を目指していく助成プログラムです。該当する団体の方はぜひご応募ください。

■スケジュール

募集期間:2021年10月1日~2022年1月5日
助成期間:2022年4月1日~2023年3月31日
※協力型助成で2回以上助成を受けられている方は、助成期間2年間としての申請を受け付けます。

■助成カテゴリーの概要

・国際NGO助成・・・海外の地域において活動実績のあるNGO団体が、地域のステークホルダーと協働して行う自然保護活動に対する助成
・学協会助成・・・学協会の自然保護委員会やワーキンググループが行う自然保護活動に対する助成
・国際的プログラムに関する助成・・・国際的な自然保護プログラム(世界自然遺産、ユネスコエコパーク、世界/日本ジオパークなど)に登録されている(あるいは登録を目指している)国内の地域における、自然環境保全活動に対する助成

■募集要項および 申請書類

以下のリンクにアクセスし、各種書類をダウンロードしてください。
応募締切は、 2022年1月5日(水)です。当日中であれば何時でも構いません。郵送の場合は、当日必着です。
申請に関するご相談・お問い合わせは、下記よりお願いします。

第32期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成 助成先決定

2021年9月28日

2021年9月27日の臨時理事会において、第32期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成の助成先が下記の通り決定いたしました。今期の応募件数は84件、採択件数は23件でした。多くのご応募、誠にありがとうございました。

採択プロジェクト一覧

国内研究助成(採択件数11件、応募件数55件、採択率20%、¥10,200,000)
申請団体 申請者(敬称略) タイトル(期間)
小笠原諸島トベラ属固有種研究グループ 川喜多 遥菜 野生株が4個体となった植物を救う:小笠原諸島に産する絶滅危惧種コバトベラの保全研究
(2年)
NVLU Amami Project Team 常盤 俊大 奄美の希少動物にせまる小さくて大きな脅威 ― 奄美大島の病原体調査研究 ―
特定非営利活動法人 ピッキオ 大嶋 元 浅間山麓における野生鳥獣捕獲の現状把握と改良くくり罠によるクマの錯誤捕獲数の変化
(2年)
櫻井信夫コレクション研究グループ 黒沢 高秀 福島県内浜通り地域の震災前の植物観察記録の電子化と分析(2年)
三重県の希少淡水魚類保全研究グループ 伊藤 玄 絶滅危惧IB類のシロヒレタビラ(タナゴ亜科魚類)における国内外来集団による遺伝的撹乱を簡便に検出する環境DNA検出系の技術開発(2年)
ヒメフウロ保全研究グループ 下野 嘉子 絶滅危惧種ヒメフウロにおける在来および外来系統間の生育特性の比較および交雑可能性の評価
小笠原の昆虫・植物共生系研究会 須貝 杏子 絶滅が危惧されるオガサワラセセリの吸蜜植物を植栽するための遺伝的ガイドラインの作成
(2年)
伊豆諸島自然史研究会 長谷川 雅美 伊豆諸島八丈小島における稀少海鳥類の繁殖地の重要性評価
外来タンポポ研究グループ 名波 哲 高山帯の生態系におけるセイヨウタンポポの影響の評価と駆除方法の探索(2年)
九州カンムリウミスズメ保護研究グループ 山口 典之 希少海鳥カンムリウミスズメの保護増殖に関する研究(2年)
ストランディングネットワーク北海道 松田 純佳 北海道に漂着する鯨類の海洋プラスチック取り込みの現状把握(2年)
国内活動助成(採択件数5件、応募件数15件、採択率33%、¥4,050,000)
申請団体 申請者(敬称略) タイトル
島嶼生物多様性保全ネットワーク 山田 文雄 世界自然遺産登録候補地の琉球列島の生物多様性保全のためのペット飼養実態把握と適正飼養管理への普及啓発および政策提言
公益財団法人知床自然大学院大学設立財団 中川 元 自然保護地域における協働型管理構築のためのリカレント教育の開発と提供
伊豆諸島植生研究グループ 上條 隆志 伊豆諸島の自然の持続的利用に関するシンポジウム開催
NPO法人越後妻有里山協働機構 鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館 北川 フラム 鉢集落と地域の子どもたちとともに学ぶ~持続可能な里山での共生とシナイモツゴの里~
能登GIAHS生物多様性ワーキンググループ 柳井 清治 世界農業遺産『能登の里山里海』の生物多様性モニタリング体制づくり
国内活動助成【地域NPO活動枠】(採択件数5件、応募件数10件、採択率50%、¥4,350,000)
申請団体 申請者(敬称略) タイトル
NPO法人 信州ツキノワグマ研究会 瀧井 暁子 「信州のクマを学ぶ」ための児童向けツキノワグマ普及啓発教材制作
特定非営利活動法人 富士山自然保護センター 古屋 一哉 環境省絶滅危惧ⅠB類コヒョウモンモドキの生息地復元を通した豊かな山地草原環境の再生(2)
特例認定特別非営利活動法人 三段峡-太田川流域研究会 本宮 炎 特別名勝三段峡、みんなで守る特別保護区
小笠原野生生物研究会 薮内 良昌 父島におけるグリーンアノールの駆除活動
NPO法人大雪山自然学校 廣瀬 さつき 旭岳・姿見、天女が原エリアにおけるチシマザサの刈り取りによる高山植生回復プロジェクト
特定テーマ助成「高山植物の基礎調査および高山植生の保全に関する研究・活動」
(採択件数2件、応募件数4件、採択率50%、¥3,460,000)
申請団体 申請者(敬称略) タイトル(期間)
大雪山お花畑研究会 小林 真 大雪山における高山植物の根系の把握とその植生変化予測への利用(2年)
ミヤマ広葉樹研究グループ 津田 吉晃 亜高山性ミヤマ広葉樹の集団遺伝学的動態史の解明(2年)
【審査委員による総評】

● これまで動物に関わる助成申請が多かったですが、今年は植物に関する助成申請が今までより多く見受けられました。

● 特定テーマへの応募が少なかったです。アクセスしにくいフィールド等での研究が充実していくと良いと思います。

 

第32期PNF助成先一覧(PDF)

 

財団紹介動画のお知らせ

2021年9月8日

2021年8月に参加しました、環境助成サポートチーム主催「助成サミット2021」にて、当財団の紹介動画を撮らせて頂きました。財団の概要、各助成内容の紹介やスケジュール、申請時のポイント等を紹介しております。【助成制度のご案内】をクリックして、是非ご覧ください。【助成制度のご案内】公益財団法人自然保護助成基金(出典:NPO法人エコネット近畿のYoutubeチャンネル)


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