お問い合わせ・FAQ

よくある質問

1. 申請書で、支出計画書と年間スケジュールを細かく書くのは難しいが、どのようにすればよいですか?(プロジェクトは試行錯誤で、支出は進捗状況に左右されるため、支出見込みを月ごと・費目ごとまで算出するのは困難。どれだけ詳細に書けばいいか大枠の記述でいいのか不安である。)

助成金の採択にあたっては、具体性が審査項目の一つとして重視されます。支出計画と年間スケジュールを立てることは、計画の具体化につながり、重要な応募のステップと当財団では考えております。とはいえ、プロジェクトを進行していく中で状況が変わり、計画通りに進まなくなることは多々あります。したがって、申請ではその時点でわかる範囲でかまいませんので、支出計画書と年間スケジュールを具体的にご記入ください。

2. 他の助成金も併行して受給できますか?

プロ・ナトゥーラ・ファンド助成では、同一のテーマで複数の助成金を使って実施するプロジェクトには助成いたしません。他の助成金への申請は特に禁止しておりませんが、重複して採択された場合には必ず当財団にご相談いただき、どの助成金を受けるかご選択いただくことになります。故意に申告せず、助成の重複受給が判明した場合には、採択の取り消し又は助成金の返還を求めることがあります。

ただし、他の助成金と研究・活動の範囲が明確に分かれている場合は、以上の限りではありません。たとえば、大規模な「親」プロジェクトが他の助成金から支援されており、その中にいくつかの「子」プロジェクトがあり、一つをプロ・ナトゥーラ・ファンド助成で、別の一つを別の助成金で行う場合、重複が認められます。このような場合も、重複採択が判明した時点で当財団にご連絡いただき、範囲の重複はない旨ご説明ください。
協力型助成では、重複受給を制限する規定はありません。

3. 会計を大学・研究所で委任経理にしているため、領収書の原本を預けなければならず、財団への会計報告の際に提出できないのですが、どうしたらいいですか?

領収書のコピーあるいは助成金支出の流れがわかる書類であれば、領収書の代わりとしてご提出いただけます。

4. 公共交通機関を利用したため、領収書がないのですが、どのように会計報告をすればいいですか?

交通機関の領収書入手が困難な場合、あるいは少額の場合、市販の領収書に宛名、使用用途、受領者のサインなど、必要事項を記入して領収書を作成して下さい。

5. 個人車を使用した場合、どのように費用を計算すればいいですか?

当財団助成金の費目一覧では、個人車の使用料は費目にございません。個人車を使用した場合、ガソリン代を実費でお支払いすることになります(公共交通機関換算は受け付けておりません)。ガソリン代の計算方法は、規定はなく、採択団体それぞれの地域に合わせてご計算いただいております。したがって、移動距離×1kmあたり~円でのご計算で、採択団体様として問題なければ、そちらで領収書をご作成ください。

なお、車両を借り上げた等、ガソリン代以外も考慮したい場合、1kmあたりの金額、移動距離ともに、実行予算書の旅費の範疇に収まるのであれば、特に問題はありません。

6. 学生でも申請できますか?

できます。研究・活動を行う組織体制が整っていれば、学生の方でも応募可能です。

7. 天候不順などで調査期間がずれ込む可能性がある場合は、どうすれば良いですか?

助成期間内に計画変更願を提出し、助成期間の延長を申請することができます。

8. 私はグループの責任者ですが、申請母体の研究グループのメンバーはいくつかの研究機関やNPO法人に分かれています。会計責任者は、私の所属機関とは別の団体に所属している者でもいいのでしょうか?

申請内容の研究遂行に必要な方が集まって研究グループをつくり、そのグループが申請する形になります。そのグループには、様々な機関、組織の方が入っていても何ら問題はありません。

9. 大学で委任経理とする場合には、事務職員を会計責任者にでき、申請前に事務局へ連絡が必要である旨記述されています。注意点はありますか?

会計責任者は、事務職員の方でかまいません。ただし、本助成プログラムでは、申請者の方が所属する研究グループに対して助成金を支給します。事務職員でも申請グループの一員という位置づけになります。本助成プログラムでは、研究グループ内での事務手続き等にかかる経費の支出を認めていませんので、大学の委任経理となっても、管理費(いわゆるオーバーヘッド)の支払いは本助成金ではいたしません。

10. 大学や研究機関で寄附手続きを通して助成金を受領したいのですが、よろしいでしょうか?

プロ・ナトゥーラ・ファンド助成では、大学や研究機関ではなく、申請者の方が所属するプロジェクトグループに対して助成金をお支払いする形をとっているので、財団から直接寄附手続きを行うことはいたしません。申請代表者の口座に入金後、代表者の方より所属機関に対して寄附手続きを行なっていただきます。

11. 大学や研究機関の旅費規程に従い、日当を支出することはできますか?

申請者の所属機関の旅費・日当規程については当財団では関与しないものとしておりますので、日当は支払い対象外です。また、機関の規定で宿泊料が定められている場合でも、宿泊費は実費のみ助成金から支出いただくこととなっております。

プロ・ナトゥーラ・ファンドについてのFAQ

Q. 海外に在住し生物多様性保全の分野で仕事をしています。このような海外にいる日本人が応募するという形でも問題ありませんでしょうか?またその場合、申請書は日本語で書いても構いませんでしょうか?

A.海外にお住みの日本人の方でもご応募いただけます。申請書は、Application Formに日本語でお書き下さい。日本語でApplication Formを書かれた場合、和訳をつける必要はございません。

Q. 北海道など北方地域には、10月から助成開始のプロ・ナトゥーラ・ファンド助成は使いにくい。生物の活動時期に合わせて春スタートにしてもらうことはできますか?

A.当財団の助成金は全国、場合によっては海外を対象としており、助成時期を春から活動する生物のみに合わせることはできません。特に北海道の研究者の方々から4月助成開始のご要望をいただきますが、2年間の応募が可能となったことで、春期夏期のご活動にも対応できるようになったと考えております。10月開始、翌年9月末終了の助成期間を変更する予定は当面ございません。

Q. 物品購入などで、助成期間最終月の9月に納品された分は、10月に業者等に支払となるが、助成期間内の執行として認められますか?

A.9月にご注文された分のお支払いが、10月になっても、助成期間内の支出ですので、会計報告にご計上いただいて問題ありません。

Q. 9月に調査を予定しており、大学事務より支払いは10月になると言われました。どのように会計報告を行えばよいですか?

A.特に必要な手続きはございません。会計報告書は、9月末までの助成金の使用状況についてお書きいただきますので、それ以降に支出が発生する費目については、「未払い金」としてご計上いただき、(会計報告書(様式6_特定)の、「m.未払い金」という項目にご記入下さい) 理由欄に、大学からの支払いが10月になる旨お書きいただければ結構です。

Q. 現在11月末で会計報告書類を作成しています。助成金発表出席経費は、出張前ですがどのように記載したらいいでしょうか?

A.ご出張前ですので、通常、会計報告書・支出内訳書ともに支出額は0円で全額を「m.未払金」への計上となりますが、すでに金額が確定していれば、「l.助成金発表出席経費」にご記入いただいて構いません。

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