新石垣空港建設予定地及びその周辺の洞窟群に生育する絶滅危惧種コウモリの生育実態に関する学術調査

カラ・カルスト地域学術調査委員会

  • 舩越公威(鹿児島国際大学教授)(代表)
  • 松村澄子(山口大学准教授)
  • 原田正史(大阪市立大学准教授)
  • 山本輝正(岐阜県立大学八百津高等学校教諭)
  • 浦田健作(福岡女子大学非常勤講師)
  • 山鷲 仁(熊本県立博物館博物館活動嘱託員)
  • 村上崇史(山口大学大学院理工学研究科)
  • 吉倉智子(筑波大学大学院生命環境科学研究科)
  • 三笠暁子(コウモリの会)

報告書

カラ・カルスト地域学術調査委員会(2009.3)「A洞におけるリュウキュウユビナガコウモリの出産・哺育について。-合同調査の結果と評価(2008年6月)」

合同調査に至った経緯

カラ・カルスト地域学術調査委員会(代表:船越公威鹿児島国際大学教授)は、2007年10月に発行した同委員会の報告書「カラ・カルスト地域における絶滅危倶種コウモリ類の生息実態調査(2007年6月)報告」において、「A洞から出洞した哺育中のリュウキュウユビナガコウモリ雌の捕獲によって、A洞が石垣島において未発見であった本種の出産・哺育洞であることを確認した」と発表した。

これに対し、沖縄県は、県がこれまでに実施した調査において、 A洞窟内で同種の幼獣が確認されていないことから、A洞窟が出産・哺育洞としては確認できていないとの見解を表明した。

その後、カラ・カルスト地域学術調査委員会より、沖縄県とカラ・カルスト地域学術調査委員会による合同調査実施の要望があり、双方で調整の結果、合同調査は、新石垣空港整備事業に係る事後調査の一環で「A洞窟におけるリュウキュウユビナガコウモリの出産・哺育洞の確認調査」として、2008年6月5日~6日の間に実施することとなった。

  • カラ・カルスト地域学術調査委員会(2009.3)「カラ・カルスト地域における絶滅危惧種コウモリ類の生育実態調査(2008年6月)報告-洞窟調査報告,海岸湧水調査報告」
  • カラ・カルスト地域学術調査委員会(2008.2)「カラ・カルスト地域における絶滅危惧種コウモリ類,洞窟気象と地下水系に関する学術調査報告書」
  • カラ・カルスト地域学術調査委員会(2007.10)「カラ・カルスト地域における絶滅危惧種コウモリ類の生育実態調査(2007年6月)報告」

関連団体・機関

NGO・研究者

  • 八重山・白保の海を守る会
  • WWF 新石垣空港問題

行政


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